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味噌煮込みうどん [雑記]

日に日に寒さが増してきました。

暑さと寒さなら、どちらが耐えられるでしょうか。

汗かき体質の私としては、
汗をかくことのない冬の方が若干ありがたいです。

また、寒ければ何か着るものを足せば何とかなる、
だけど、脱げるものが何もなくても、暑いものは暑い。

暑さから逃れるには、エアコンの効いてる場所に行くしかない。
そんな周囲の人の意見もあります。

でも、冬は冬で、
しもやけになったり、静電気による突然の攻撃など、
悩みの種は尽きないのですが。

春は花粉症、秋なんてあってないようなもの。
ちょうどいい季節、なんていうのは一体どこにあるのでしょう。

さて、愛知県民だからでしょうか、
寒い季節になると食べたくなるのが「味噌煮込みうどん」。

ひとり用の土鍋に、ぐつぐつ煮立った真っ茶色の汁。
硬めの麺に、具材はシンプルに長ねぎ、油揚げ、鶏肉、蒲鉾、椎茸。

そして、玉子は欠かせません。
たまに贅沢に海老天ぷらを乗せてもいいですね。

味噌煮込みのうどんが硬いのは、
製麺の段階で塩が入っていないからです。

普通、うどんや冷麦といった小麦が原料の麺は水と塩を加えます。
小麦粉のグルテンを引き締めて、生地に弾力性を与える役割があるからです。

コシのある美味しいうどんを作るために、塩は欠かせません。

また、他にも防腐作用としての役割や、
乾燥を防止する働きもしてくれているのです。

味噌煮込みのうどんの場合、
汁そのものの塩分が強いため、
塩を加えて製麺したうどんを入れてしまうと、
余計に塩辛くなってしまいます。

生のまま八丁味噌で煮込むことで、
味噌の塩分が小麦粉のたんぱく質を変化させ、
少しとろみの付いた、独特の食感が生まれるのです。

普通のうどんと比べると全く違います。はじめて食べると、
「ちゃんと煮えてない」と驚かれる人もたくさんいるようです。
でも、あの硬さがクセになるんです。

名古屋の人は何にでも味噌をかけて食べる、
と揶揄されることもありますが、
確かに、とんかつ、おでん、冷奴と、何にでもかけますね。

ちなみに、八丁味噌の発祥地は名古屋ではなく、
家康の生誕地、岡崎です。



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